プラセンタ療法とは
プラセンタとは「胎盤」という意味で、10ヶ月という短い期間で受精卵を細胞分裂させて一人の人間に育て上げるための必要な成分(必須アミノ酸、タンパク質、ビタミン、ミネラル、酵素など)が豊富に備わっています。
またプラセンタにはダメージを受けた細胞や組織を修復したり新たに作り出す機能があります。すなわちプラセンタそのものに自律神経やホルモンバランス、血行促進を促し、自然治癒力を高める作用が期待されているということです。
プラセンタ療法の効果について
- 全身疲労の回復効果
- 皮膚の美容効果
- 筋疲労による消炎鎮痛効果
- 抗酸化作用による老化防止
- 更年期障害の改善
- アレルギー等の体質改善効果
- 肝機能障害改善など
当院では注射にてプラセンタ療法を行っております。
また慢性疼痛でお悩みの方にプラセンタトリガーポイント注射も行っております。
効果継続のためには週1回程度の継続注射をお勧めいたします。
プラセンタ療法の料金
プラセンタ療法は自費診療となります。
- 1回 2000円(2アンプル)(税別)
プラセンタトリガーポイント注射についてはご相談ください。
プラセンタサプリについて
当院ではプラセンタサプリも取り扱っております。詳しくはスタッフまでご相談ください。
医療広告ガイドラインで定められた記載
当院のプラセンタ療法で使用する薬剤はメルスモン注射剤です。
メルスモン注射剤は昭和31年(1956年)に承認された 医療用医薬品です。
国内の、安全なヒト胎盤を原料とした注射薬で、多種のアミノ酸を含有し ています。
発売以来、重大な副作用の報告はありません。
次のような病気や症状の改善に使われます。
歯周炎、根端性歯周組織炎、外科手術後の創傷治癒促進等
次のような副作用があります。
注射部位の疼痛、発赤等や、悪寒、発熱、発疹等が起こることがあります。 その場合は、医師にお申し出下さい。
ウィルスや細菌などに対する安全性
胎盤1つずつについてウィルス検査を実施し、HBV、HCV、HIV陰性で あることが確認された安全な胎盤を原料としています。 さらに、製造の最終段階に121℃30分間の高圧蒸気滅菌を実施しており、ウィルス 細菌の感染防止対策をとっております。
これまで、本剤によると思われるウィルス感染の発生報告はありません。
変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)等に対する安全性
1980年代~2004年頃まで英国を中心に狂牛病が流行し、その肉の摂取が関連すると思われる変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)の発症が報告されました。
メルスモン注射剤は、この狂牛病が流行した時期に、それらの地域に滞在経験がある方の胎盤は原料として使用しておりません。さらに、製造工程におきまして、塩酸による高熱処理を実施しているためホルモン及びたん白質は分解されております。
※クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)とは、異常プリオンたん白質が脳内に蓄積し、進行性痴呆や運動障害などの脳症状をおこす極めて稀な病気です。狂牛病が原因と考えられているものを変異型と称しています。
献血制限及び臓器提供制限について
世界では輸血や移植による感染が疑われる報告もありますが、これまでメルスモン注射剤によると思われるvCJDの感染報告はありません。しかしながら、理論的なvCJD等の伝搬の危険性を完全にはひていできません。このため、メルスモン注射剤を含む人胎盤由来医薬品の使用者は、献血はできません。
臓器提供は原則として控えることが求められていいます。
但し、臓器提供の場合、移植希望者が移植医から適切な説明を受けた上で、提供を受ける意思を明らかにしている場合の提供は可能です。